私が小学校の頃の話である、私が通っていたのはごくごく普通の高松市内の小学校であるが、小学校なのでお昼には給食を食べることとなる。昔はパンが多かったと聞くが、時代的に米飯給食のほうが多めといった情勢であった。
低学年、1~2年生のころはこのご飯が余ることが多かったが、(これは給食係の失策であったり、小さいのもあって量を食べられなかったというのもある)。当然ここでできるのはお代わりをする人種である。だがそれも低調なことがしばしばであった。
そう言ったときは担任がラップと塩を使っておにぎりを作ってくれるのだが、それは異様においしかった。これを作ってくれるのを待ってお代わりをしないという選択肢をするものが出てくるくらいである。(これは自分もそうであった)
なぜあのおにぎりは異様においしかったのか気にはなっていた。担任の先生が作ってくれるからだとか考えていた頃もあった。数年前スーパーの塩コーナーに言って気づいた。
当時の記憶にある塩の瓶などから察するに、あの先生はアジシオを使っていたのである。
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