アクアエナジー100という東京電力のプランがある。
前回のブログでもちょこっとだけ触れたのもの、そこではスルーしたが、今回はこれがメインである。
これはアクアエナジー100という名前からも分かる通り、水力で発電された電気100%を使える!っていうプランである。
東京電力エナジーパートナーとしての見解は以下の通りである。
ここがもにょった点である。
アクアエナジー100を契約しているからと言って送電網が分割されて水力100%の電気がやってくるのではなく、実際には電気としては同じものがやってくるが、利用者の消費量よりも水力発電での発電量のほうが多いから実質100%といった原理であるらしい。
東京電力エリアで30A契約してる人は毎月350kWhくらい使うようだから(関西電力の東京エリアでの例が350kWhになってたのでそれを使った)、料金表を使って計算すると、
従量電灯B:9538.5円
アクアエナジー100:10921.5円
(どちらも原料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金を除く)
だいたい毎月1383円の差になる。
毎月1300円ほど高い電気を買っている割にはなにか違うかといえばそうでもなく、原理的にはアクアエナジー100の申込みはまだ受け付けているんだから、俺の電気だってまだ水力発電発電100%になる余地がある。なんてことも言えちゃうわけである。(まず四国電力エリアに住んでいるというのは無視する。尚、申込みページには「アクアプレミアム」という名称が使われていたが何が違うのかは今ひとつわからなかった)
まあこのアクアエナジー100にはご加入者特典なんてものがあり、尾瀬のツアーを無料で体験できるとかそういったものもついてくる(ただ旅費などの実費は自己負担なようだ)
これに月1300円の価値を見出すかはまた別の話である。
ちなみに、月1300円というのはあくまでも東京電力の従量電灯Bとの比較なので、それ以外の新電力とかと比べるなら差はもう少し広がるであろうことは付け加えておく。
コメント